ラザ歯科で行う、痛くない麻酔について 【歯科治療について】

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歯科治療についてdental therapy

痛みと麻酔
痛みと麻酔

“麻酔”と聞いて、どのようなものを想像しますか?
狩りで使用する麻酔銃でしょうか、映画で登場する催眠ガスでしょうか、それとも歯科で打たれる注射でしょうか…?
一概に“麻酔”といってもさまざまなものがあり、上記は全てが“麻酔”です。
というのも、人が感じる痛みなどの感覚を麻痺させたり、筋肉の緊張を和らげたりするものを“麻酔”といいます。
ですから、医療分野と麻酔は切っても切れない存在です。
医療ドラマで手術をするときの麻酔などは、代表的なものです。
歯科の領域では、塗り薬やテープなどの麻酔、注射による麻酔、ガスによる麻酔があります。
当院では、これらを使用し、「痛くない」「こわくない」治療法を行っています。

「痛くない」治療法(無痛治療)

一般的に歯科医院は「痛い」「こわい」場所という認識が根付いてしまっています。
しかし、局所麻酔の発達により「痛くない」治療ができるようになってきました。
“無痛”という表現から、「全く痛みがない」と思われる方が多いと思いますが、実際には「痛みを減らす」ことを意味しており、正確には“減痛”と言えます。 当院では、以下の5つの方法で、「痛くない」ようにコントロールしています。

①麻酔液の温度を調節(麻酔液温の管理)

体内に入った際の違和感を緩和するため、麻酔液を体温に近い温度に調節しています。
ちなみに、歯茎の温度は体温よりも少し高く38度くらいです。

②表面麻酔

「針が刺さる瞬間が痛い」という方のために、麻酔を2段階に分けて注入しています。
まず第1段階として、麻酔注射をする前に表面麻酔を行います。針を刺す予定の部位にゼリー状の表面麻酔薬を塗ります。
表面麻酔が効いてきたら、効いている部位まで針を刺し、麻酔を打ちます。
そして第2段階として、深い部位に麻酔を打ちます。
治療のために深い部位へ麻酔を効かせたい場合、このように2段階に分けることで「痛くない」麻酔が可能となります。

③極細の注射針

現在では、どこの歯科医院でも麻酔用の針は細いものが使用されています。
当院では、一番細い33G(ゲージ)を使用しています。
たとえば、献血や採血では16~18G、病院での点滴では20~23G、部分的な麻酔による手術での麻酔では23~26G、予防接種では26~27Gを使用しています。
33Gは0.2mmの太さです。0.2mmというと、太めの髪の毛の太さくらいです。
以前は31Gが標準だったので、それと比べると33Gはとても細い針です。
使用する麻酔の針が細くすると、当然痛みは少なくなります。
これは太さによる直接的な違いだけが理由ではありません。麻酔の針が細いと、太い針と比べて1度に入る麻酔液の量は少なくなります。
たとえば、両手ですくった水を1度にかけられるのと、バケツいっぱいに入った水を1度にかけられるのとでは、どちらが痛そうでしょうか。バケツの方が痛そうですね。
麻酔も同じです。1度に入る麻酔の量が多くなると、当然痛みを感じます。針が細くなることによって、時間あたりの注入される量が少なくなり、痛みが少なくてすむというわけです。
また、麻酔を入れるときのスピード(圧)も重要です。再び水で考えてみましょう。
両手ですくった水をそのままかけられるのと、同じ量を水鉄砲でかけられるのと、どちらが痛そうでしょうか。水鉄砲の方が痛そうですね。
同じ量の麻酔でも、注入スピードを速くするとその分水圧がかかるのでより痛みを感じます。
というわけで「麻酔の針が細くても、注入のスピードが速ければ痛いのでは?」とご心配になる方もいらっしゃると思います。その通りです。これは水道と同じ原理です。
蛇口から出る水の量が少ない時は水圧も小さいので、シンクに跳ね返る勢いは弱いと思います。
では、蛇口から出る水の量を増やした場合はどうでしょうか。
水の量が増えたと同時に水圧も上がり、水はシンクへ勢いよく跳ね返ることでしょう。
これが麻酔となると、とても痛そうですね。
そこで当院では、自動浸潤麻酔器というものを取り入れています。

④自動浸潤麻酔器

人の手で麻酔を打つ場合、どうしてもその時のコンディションなどに左右されて速いスピードで打ってしまうこともあります。
しかしこの自動浸潤麻酔器を使用することで、スピードを一定に保つことができます。
極細の注射針を使用しても、麻酔を打つスピードが速くなってしまい圧がかかると痛みを感じます。
しかし機械はコンディションなどに左右されることなく、必ず設定されたペースで麻酔を打ってくれます。
当院の自動浸潤麻酔器は、2つのペースがあります。患者様によって2つのペースを使い分けています。

⑤麻酔の効果

「痛くない」ことと「麻酔が効く」ということは密接に繋がっております。
よく「麻酔が効かない」という方がいらっしゃいます。また、都市伝説のように「お酒が強い人は麻酔が効かない」という話があります。

これらは、実際に起こりうることなのでしょうか。
結論から申しますと、私の経験上では「麻酔が効かない」ということはありせん。

適切な部位に適切な量の麻酔を打つことで、麻酔の効果が現れます。
そして麻酔を「痛くない」状態で打った方が、麻酔の効果が現れやすいような気がしています。
つまり、ゆっくり麻酔打つことが、麻酔の効果を左右しているのではないかということです。
よって麻酔の量と麻酔を打つ時間の2つをコントロールすることで、麻酔の効果を得られやすく、「痛くない」治療法に繋がります。
逆に「痛い」状態では、麻酔の効果が得られにくいことが医学的にも知られています。

「歯が痛くなったから歯医者に行こう」「薬はあまり飲まない方がいいから、痛みが我慢できなくなったら痛み止めを飲もう」という考えの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、この考え方は「痛い」をなかなか解消できない状態といえます。痛みには閾値という、「痛い」と感じるまでの限界値があります。
ゲームでたとえると、閾値がキャラクターの体力で最大値を10、痛みが敵からの攻撃で体力を1奪い、麻酔などの薬が体力を回復させる薬草で体力を2回復するとしましょう。
前述の考え方ですと、限界まで我慢するため、何度も何度も敵から攻撃され、体力が1になったとき初めて薬草を使って体力を2回復する行為にあたります。
1つの薬草で体力が3になりますが、また敵から攻撃をされ体力が2になるので薬草を使って体力を回復させる。という攻防の悪循環が生じます。

痛みも同じです。痛みを我慢して閾値が低下した状態で麻酔をしたり、痛み止めを飲んだりしても「痛くない」状態にはなかなかなりません。
痛みや薬を敬遠していたはずが、結果的に痛みは増し、薬の量が増えることになってしまいます。「痛い」の悪循環ですね。また、痛みは神経系にも作用します。
「風が吹くだけで痛い」というように感覚が鋭敏になるなどの症状が起きます。
「痛い」が更なる「痛い」を呼んでいる状態です。
これらのことから麻酔や痛み止めの薬は、それを使うタイミングが重要になることがおわかりいただけたでしょうか。
「痛い」という信号が出てしまっている状態というのは、痛みの信号としての役割はもう終えつつある状態です。
「痛い」ではなく、痛くなりかけたサインを見落とさないようにすることが「痛くない」に繋がります。

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